ハードワークの限界

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ハードワークな研修医の実情

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超激務な研修医

超激務な研修医

皆が憧れる医師という職業

高校生や中学生だけではなく、例えば既に社会人になっている人でも医師という仕事に憧れる人は多いでしょう。もちろんそれは巷でいわれるような高額報酬や、他人に「先生」と呼ばれるステータスなどを求めてという部分もあるでしょう。しかしそれ以外にも、日々の仕事につまらなさや物足りなさを感じ、やりがいのある仕事や働きがいを求めて医師を目指す場合も多いと思います。
特に学生時代に成績の良かった方に多い傾向かもしれません。少しネットで調べてみれば、そのような方で20代や30代で既に社会人として活躍をされている方が医学部を再受験し、その後医師として活躍しているという情報は多く目にします。そのような社会人受験生をターゲットとした医学部専門予備校などの広告もよく見ます。
しかしここで一度考えて欲しいのは、医師という職業は頭が良いだけでできる仕事ではないということです。患者との信頼関係の構築や、継続的に学習を続けられるようなタフネスさも欠かせません。そしてそのためには身体が資本ということです。ですが医師の仕事、特に研修医時代のハードワークの凄まじさは体力に自信があっても注意しなければいけません。

3割もの人が限界を迎える過酷さ

医療業界でよく知られることの一つが、研修医にうつ病や燃え尽き(バーンアウト)が多いということです。ある大学が研修医として2ヶ月ほど勤務した人に対して調査をしたところ、なんと3割ほどの人からうつやバーンアウトの症状がでたという調査結果も報告されるほど、研修医の仕事はハードといわれています。
なぜそれほど仕事がハードかといえば、一つには当直の存在があるでしょう。勤続15年を超える医師になると当直などの免除もありますが、その分の負担は当然若手や新米の研修医に集中します。そもそも人間である患者が相手なので、入院患者の容態が深夜に悪化することもあれば深夜に救急外来がやってくることも当然たくさんあります。それらの事態に対応するために当直は医師として必要なことになりますが、その負担が若手や研修に集中しやすいだけに余計負担が大きくなってしまいます。人によってはほとんど病院に住んでいるという状態になることも珍しくありません。

40歳が研修医として苦悩する

そして社会人経験を積んだのちに医師になる場合、このような研修医としての洗礼を早くても30代、場合によっては40代で経験しなければなりません。体力のピークを過ぎた後になって徹夜続きの当直生活を迎える負担は大きいでしょう。そもそも医学部生活までは学生であったので、同時に仕事もしていたという場合でなければ生活に余裕もありました。しかし、急に学生から医師として現場での責任を求められ、体力的にも大変ハードな日々を送ることになります。当直は当然として、そもそも休日であっても担当患者の急変や人手不足などによる呼び出しもあるというハードな生活を40歳前後で経験することは大きな負担となり、心が折れてしまう場合も多いのです。

2016.1.13

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エージェント活用の注意点

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